■国際レストランコンクール体験記 vol.8 最終回
皆様こんにちは!
ルヴェソンヴェールの高橋です。
これまで、2018年にフランスで行われた国際レストランコンクールに出場した際の事を紹介してきましたが、今回でひとまず最終回とさせていただこうと思います。
コンクールが終わり、2位入賞と納得できる結果で全ての日程を終了することができました。
~帰国後~
優勝額は持ち帰ることができませんでしたが、準優勝のプレートを各選手に頂き、帰国後は各地の皆様へ報告会を行わせていただきました。
・東京大学内のフランス料理 ルヴェソンヴェール橄欖
・名古屋のカジュアルダイニング ムッシュいとう
それぞれ姉妹店で報告会を行い、コンクールの料理を再現したコースをご用意し、結果報告等を行いました。
また、料理の専門誌ではコンクールの報告記事を掲載して頂きましたし、本拠地の京都では、【ホテルグランヴィア京都】の佐藤料理長様のご協力の元、ホテル内のレストラン コトシエール様で賞味会を開催する機会を頂きました。
等々多くの方にご協力頂きながら、数年にわたったコンクールの戦いを終了いたしました。
~その後 研修生を迎えて~
コンクールが終わった直後の6月、一般社団法人日本エスコフィエ協会より研修生の受け入れ先としてお話があり、約2ヶ月に渡って、フランスのオクシテーヌ(ラングドック)のレストラン専門学校より、調理とサービスの2名の研修生を当店で受け入れました。
都内数件のレストランに、若い料理人やメートルドテルが、実際に働きながらの研修でしたが、ほとんどがフランス人オーナーシェフのお店ばかりの中、お話を頂いたことは非常に意義のある事ではなかったかと思います。
言葉や文化の違いがある中、自分自身もフランスでは、多くの方に助けて頂きましたので、恩返しのつもりで、ご協力させて頂き、自身を見直す良い機会になりました。
日本のレストランのレベルは高いと思いますが、当初受け入れの打診を頂いた時は、フランスから日本に、フランス料理の研修生が来る時代になった事に大きく驚かされました。
全ての日程を終え、無事に送り出すことができたときは大きな安堵がありました。
研修生の職業人生に、少しでも良い影響のある期間だった事を願います。
(後日談、帰国後に開かれた若手サービスマンのコンクールでヤニス君はフランスで第一位になったとの事でした。)
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<ブログ投稿>
高橋 健太 KENTA TAKAHASHI
2003年 辻調理師専門学校フランス校 卒業後
フランス・ローアンヌ トロワグロ勤務
2004年 帰国後 アークヒルズクラブ 入社
その後、都内のレストランで勤務
2010年 ルヴェソンヴェール東京入社
日本ソムリエ協会 認定ソムリエ
メートル・ド・セルヴィスの会 会員
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